アオギリのねがい

 この木は、平和公園にある被爆アオギリの子ども、被爆アオギリ2世です。平成7年(1995)、当時の2年生の人たちが、平和公園の資料館の前にある被爆アオギリのタネをひろってきて育てたものです。

 この木のお母さんは、昭和20年(1945)8月6日の午前8時 15分、広島に原子爆弾が落とされたとき、大やけどを負いましたが、翌年、奇跡的に芽を吹き、生き返りました。力強く生きるアオギリに、原爆で何もかも失った広島の人々は、はげまされてきたということです。

 この八木小学校の中で、元気に育っていくアオギリと共に、わたしたちの平和を願う気持ちを大きく育てていきましょう。
(児童会の被爆アオギリ2世の説明文より)