八木用水の学習

 八木小学校の子どもたちは、地域を流れる八木用水をいつも横に見ながら登下校しています。しかし、いつも見ているからといって、八木用水がどこから流れてきているのか、またどこに流れていくのかくわしいことを知っているわけではありません。八木用水の石碑があることに細野神社のお祭りなどで気づくことも多くはないようです。しかし、実際に、その水を米作りに利用する農家もあり、八木用水を身近に感じていると思います。
 4年生の「郷土を開く」という学習で、ちょうど八木用水が取り上げられているので、学校から現在の取り入れ口である太田川発電所の放流口まで歩き、実際に米作りに使われている様子や洗い場・石の橋などを見て、石碑に書かれている事を調べに行きます。「卯之助」の文字を石碑から見つけると驚く子どもたちもいて、八木用水を作った人々の苦労や喜びを感じるには、とても良い学習になります。

八木用水の劇化

平成13年度から八木用水のできるまでを劇化し、4年生全員で発表するという取り組みを行っています。平成27年度の4年生の「八木小水物語」はこちら。

八木用水物語yagi 地を土地を調べている桑原卯之助
村人たちも力を合わせて 水不足を訴える子どもたち
八木用水の開通を祝う人々 フィナーレをかざる歌「心から心へ